藤井の婚約者ですが！！

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ガシッと腕を掴まれて
強引に望さんに抱き寄せられた。












「望さんっ！やめてくださいっ」












抱きかかえられて
VIPルームの奥へと望さんは進んで行く。














着いた部屋には大きなベッドがあって、
これから何をされるのか想像がついた。












ベッドに投げ飛ばされ、
私の上に跨った望さんは雄の顔をしていた。













「私には流星がいるんです！！
嘘の関係でも、私たちは婚約者なんですっ！」












必死にもがいても
望さんの手は止まらない












ﾌﾟﾁﾝﾌﾟﾁﾝ








簡単にボタンが外されていく。












「こんなとこ流星に見られたらっ」











望「干渉はなしなんやろ？」















望「Aちゃんが誰に抱かれようが、
流星には関係ないしお咎めなしやで。」













ポロポロと涙が零れた。













「私っ、、流星のことが好きなんですっ、、」



















そう言うと、望さんの手が止まった。


















「初恋なんですっ、、



初恋の人と婚約出来るなんて嬉しくて、、





でも、私の想像の流星とは全然違ったし




腹立つ事もあったけどっ、、





私はどんな流星も好きなんですっ、、」












望さんは私に跨ったまま
私の涙を指で拭った。













「私っ、、アホですよね、？



流星には好きな人がおるし、
私は絶対に流星を好きになっちゃいけなかった、、、。」













私の頬に添えられた望さんの手に触れる。










「私みたいな女、、

抱く価値なんて無いですよ、、。」











そう言うと、
チュッと唇に優しいキスが落とされた。

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