藤井の婚約者ですが！！

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会社を出て歩きだそうとすると、
後ろから「おい」と低い声












振り返ると流星がいた











「な、なんでっ？！」












すると、呆れたようにため息を吐いた流星はスマホを指さした












流「携帯見てへんかったん？」











「へ？」











慌てて携帯を確認すると、流星からLINEが来ていた。










え、？LINE交換してたっけ？？










流「ランチ食べに行こってメール送ったのに。」










「ごめん！見てへんかった！」











重「えっと、俺どうしたらいい？」











「じゃあ3人で食べに行こ！

もちろん、流星の奢りで！！！」











流「はぁ？？」











重「ほんまや！お前、金持ってんねんからええやろ！」













また1つため息を吐いた流星は車の扉を開けた。












重、私「きゃーイケメン！大好き！ありがとう！」











2人で後ろの席に乗ろうとすると、






流「お前はこっちや」







と、腕を引かれ助手席に座らされた。











重「どこまで食べに行くんー？？」










楽しそうな重岡の語尾には音符マークが付いてそう












流「パスタ」












重「お前女子かよ笑」












流「でも、女子ってパスタ好きやん」












「私はうどんが好き」










重「ｱﾋｬﾋｬﾋｬ爆笑」










片手で両頬をブニュッと摘まれた。









「いひゃい」











流「そやったそやった。ここには女子なんておらんかったわ」












「わひゃし、女子やしぃ〜！！

いひゃいからはにゃしてぇ」











流「うるさい」










はぁ？？こいつ意味わからん！



























結局着いたお店はパスタの店












重「さすが流星やな、高そうな店」









「こんなん一生無縁やと思ってた」









流「行くで」














カランカランッ











お店に入ると、店内はクラシックがかかっていて絶対高いと確信した。

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