SNOW WHITE

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重「そういえば、「大毅」って、Aに呼ばれんの久しぶりやな…笑」









「うん…。そやね…笑」









少し沈黙が続いた








「大毅は、春奈ちゃんと上手くいってる？」









大毅は、少し顔を曇らせて、何かを考えた後









重「どうやろな。よく、わからんわ…笑」









と、言った。









「そっか…笑」








重「そういえば、何でAは、中庭の方おったん？」









「えっ？何で知ってるん？」









重「だって、普通、教室とかから門出よう思ったら運動場通らへんし、





体育館から帰るとしても通らへんし、







運動場を通るとしたら、中庭おったんかなー？って思ってん」









「あーね。そう、中庭におったよ。」









重「なんで？」









「望に、中庭で、




告白されたから…。」








大毅は驚いた顔をした。









重「OKしたんっ？」









「ううん。まだ、考え中。」










重「そっか。」









「大毅はさ、私に彼氏が出来たらどう思う？」









重「嫌かな…」









「えっ…？」









「「何とも思わへん」って言われると思ってたから、予想外過ぎて結構びっくりしてる…笑」









重「ｱﾊﾊ笑 何とも思わへんことないよ笑」









「そっか…笑」









重「でも、なんで悩んでんの？」









「だって……、私…好きな人いるから…。」









重「そっか…。





なら、小瀧断ったらええやん？








「好きな人いるから」って…」









「ううん。出来へんかった。







だって、私の好きな人には、








好きな人がいるから……。」









重「一緒やな…」












大毅の言葉には、びっくりしたけど、悲しくなった。









「大毅も一緒か…笑」









重「そいつさ、前までは、俺だけに、




たくさん可愛い笑顔見せてくれたのに、今は、他の男に笑顔見せて……






俺には、微笑んでもくれへんねんで…」











「そっか……」







大毅の悲しそうな顔。









見てるだけで胸が締め付けられた。









「私も、一緒かな……。






でも、諦められへんねんな……。







やっぱり好きって、思っちゃうから…」









重「うん。」








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春「なんで…なんでなのっ！？」

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