夢のような物語。 (ページ2)

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今日も学校から帰ってきてソファに倒れる。

『はぁ～…つかれた』

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ………

突然のお母さんからの電話。

私は東京の高校に行きたくて、大阪から上京してきた。だからお母さんは大阪でいる。

『もしもし？』

母「あ、A？急なんやけどな、男の子、あんたの家に泊めることってできへんでな？」

……は？

『お母さん、何言うてん』

母「あんな、今まで言ってなかったんやけど、EXILEって言うグループあるやろ？その事務所の社長とお母さん、知り合いやねん。で、EXILEの弟分のGENERATIONSっていうグループしってる？で、あんたの部屋に泊めて欲しい子が、そのグループの佐野玲於君っていう子なんやけど」

……は？←二回目

信じられない。しかも、玲於君って!!

あ、そっか。お母さん、私が玲於君好きなの知らないんだ。

いや、そんなことより!!

『待って。信じられない!!てか、なんで！』

母「理由は言われへんかなぁ…でもやっぱそんなこと急に言われても無理やでな…ごめん、A」

…………。

でも、もし私が部屋に泊めたら玲於君の役に立てるのかな？

ただの自己満足じゃない。

役に立てるのなら……

よし。

『もし、その玲於君?の役に立てるのなら…頑張ってみる』

とりあえず、ファンって事は隠しておこう。グッズとか、あんまりないしね！

母「ほんまに!?」

『ほんまほんま！』

母「ありがとう!!じゃ、早速伝えとく!!あ、一週間後からやで!!じゃあ!!」

ﾂｰﾂｰ……

切るのはやっ。

…あの玲於君がほんとにくるんだ…

………ほんとかなぁ？

サプライズだったりして！

何て思いながら一週間がたった。