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もう26になった。
どんなに辛いこと。苦しいことがあっても、生活のため、生きるために仕事には行かなければならない。
TV(女子高生殺害事件の犯人が…)
朝食を摂りながら、物騒な世の中をニュースで知る。
こうやって、朝から飯を食うのも、アイツが…Aが、"健康のために食事は大切。"と煩かったから。
もういねぇのに…だっせぇな俺…
「あっやべっ!!遅れるっ」
気づいたら家を出なければいけない時間で慌ててTVの電源を切り、電気を消して、ネクタイを締め、慌ただしく玄関を出た。
駅までの道をひたすらダッシュしてどうにかこうにか乗り込んだ電車は俺と同じ会社へと急ぐサラリーマンで溢れている。
まだ肌寒い3月だというのに、汗ばんだシャツが気持ち悪かった。
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続く
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作者名：だお | 作成日時：2018年3月15日 16時
