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目を覚ますと、肌で感じる人のあたたかみ…
そっと目を開ければ、たった1人の殺風景な部屋があるだけで、
"あぁ…またか…"
とこんなにもアイツだけを追いかけて待っている自分に腹が立つ。
「なぁ…A…
どうして…
どうして俺を1人にする…」
柔らかく巻かれた、上品なブラウンの髪は、いつもふわふわしていて、その髪から漂う香りは俺と同じもの。
ベッドに横たわる彼女の小さな背中を見つめながら、カラダに手を回し、その髪に触れ、彼女の存在を確かめるように眠りに堕ちる…
そんな当たり前の日常が2年も続いたある日…
そう…
ちょうど今日から1年前…
アイツは俺の前から姿を消した。
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どうも作者です。
以前は違う名前で活動していましたが、心機一転新たなスタートをきりました。
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作者名:だお | 作成日時:2018年3月15日 16時