叶わぬ恋は人を盲目にさせる【^ra^】

好きが35 ページ40

会話文多め

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ra「うん。あのさ、俺、、婚約者、いるんだ」



『、、、そうなんですね、』



ra「だから、付き合えない、しかも実は今日でここの教員、辞めるんだ、、」



『それは知ってましたよ、、レウ先生から、聞きましたもん』



ra「そっか、、で、、ひとつだけ俺の話をさせて欲しいんだ」



『聞きますよ、いくらでも！聞かせてください』



ra「俺、婚約者居るんだけど、、親が勝手に決めたんだ、、だから、お互いがお互いのこと好きじゃないんだよ、、」



『そうだったんですね』



ra「でも今更取り止めは出来なくて、、ほんとは、、」



『、、、ほんとは、？』



ra「Aが好き、姉さんに似てる、、ていうのもあったんだけど、それ以上に、色々なところに惹かれた」



『、それ、ほんとですか、、』



ra「ほんとだよ、、俺はAのことがずっと、、大好きでした、」



『私も、ずっと、あった時から、お母さんに似てて、色々なところが大好きでした、！！』



ra「今日でお別れだけど、ずっと好きっていう気持ちは変わらない」



ra「だから、俺よりもっといい相手を、見つけてね」



ra「ごめんね、、、それじゃあそろそろ終わるから戻りな」



そう言って頭に手をぽんぽん、と置かれる



『はい、！今日はありがとうございました、！』



ra「こっちこそ。楽しかったよ」




pkt視点



後輩の眼鏡くんには色々聞かれるし、翔君には色々怒鳴られるし、、で大変だったんだけど()A早くこないかな、まじで！！なーんて思っていると



『ただいま』



pkt「おかえり！ほんともうAいなくて寂しかった、、、A？なんかあったよね」



声のトーンが暗いし、顔も俯いてる、とてもあの先生に会ってきた後のAじゃない



『はは、バレちゃう、、？？』



pkt「わかりやすいからね、、何あったの？」



『、、、れた、、』



pkt「ごめん、聞こえなかった。もう一回お願いできる、？」



『フラれた』



pkt「あ、そっか、、、って、え！？！？フラれたッッッ！？！？」



『ちょっ、！声大きいって！』



pkt「そっか、、大変だったね、ほら、おいで、？」



『、、、うん』



いつもは“行くわけないでしょ！！バカぁ！！”なんていうのに



pkt「ねぇ、俺、こうやって弱い時につけ込んで、よくないと思うんだけどさ」



『どーしたの』



声が震えてるし、相当ショックだったんだな

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