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昼休み、銀と角名を呼ぶ。
｢嫌、絶対嫌。何であんなめんどくさいのを･･･｣
｢あいつをぶっ叩きなおしてやろ思て｣
｢ごめん、あと3分後に校舎崩れる予定やから行けんわ｣
｢ギン、待てやごら｣
｢めんどくさ｣と、言いながらも着いてきてもらった、いや連れてきた。
｢ツム、こいつらもお前の相談乗ってくれるって！｣
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｢やっばぁ、侑彼女欲しいん？｣
｢私でよければなってあげるでぇ？｣
｢いや私やろ！｣
案の定侑は女子に囲まれてた。
｢あ、サム。…え、お前らも手伝ってくれるん！？｣
はぁ、あかんこいつ。彼女募集中してるようにしか見えん。
｢侑ちょっと来い｣
侑を呼び出す。角名も銀もしぶしぶ着いてきた。
｢お前あほちゃう？｣
｢な、！｣
｢まぁ、ええわ｣
俺は角名を見る。
｢な、なに……｣
こいつは恋愛に関してはかなり詳しい。意外やけど、むっちゃ意外やけど。
｢俺らで、お前のひねくれた恋愛、ぶっ叩きなおしてやるわ｣
｢お、おう。よろしゅう…｣
｢え、俺らもするん？｣
｢………だるい｣
(角名と銀は納得してないが)そうと決まれば、早く作戦を考えないと……
何がいいやろか、侑はべっぴんさんとしか付き合ってなかったから性格で見てみるか？
うーん………
すると侑が口を開いた。
｢なぁ、俺………彼女欲しい言うてるけど……………俺｣
｢…………｣
｢俺、今までで1度も好きな人おらんかってん！！！｣
＿＿
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作者名：ぴーち | 作成日時：2020年4月6日 1時
