44話 狂ったそれは ページ45
Nakamu視点
少しの沈黙。
でもそれがとても長く感じられた。
きんときが口を開ける。
kn「じゃあ、魔王のところに行く?それとも先にみんなのところに…」
ガタッ
nk「先にみんなのところに行きた…」
ガタガタ
nk「ねぇ、さっきからなんの音なの?」
kn「地下でここまで上の音が聞こえるなんて…」
kn「魔王が…なにかしてるのかも。」
nk「もしかしたらみんなが…行こ!」
きんときの腕をやや強引に引っ張る。
階段を登るに連れ大きくなっていく音。
地面を叩く音や食器が割れるような音まで聞こえる。
遠くにきりやんが見えた。
nk「きりやん!」
kr「Nakamu!?待って今…」
きりやんの方へ近づくと他のみんなもいた。
sm「今は危ない、逃げろ。」
nk「ねぇ、何が起こってるの。」
br「魔王が怒った。僕たちがもうお前なんか味方じゃないって…」
?「あ、Nakamuじゃん。みーつけた。」
nk「!?」
声のする方をとっさに見る。
そこにいたのは…
俺と瓜二つの何かだった。
nk「どういう…こと、」
?「お前なんていなければ…お前なんていなければ…」
kn「待ってっ!」
きんときが俺をかばうようにして前に出る。
?「なんで、みんな俺の仲間。仲間はそんなことしない。」
kn「魔王、いい加減にして。」
魔王「やだ、!みんな俺と一緒にいたいはずだもん、」
?「落ち着け。」
そう言って後ろから出てきたのは
shk「ちゃんと話し合おう。」
シャークんだった。
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作者 - NAYU_KURO0734さん» コメントありがとうございます!感動してくれて嬉しいです。これからもいい作品を作れるようにがんばります! (2022年4月17日 17時) (レス) @page50 id: 051339753f (このIDを非表示/違反報告)
NAYU_KURO0734(プロフ) - 完結おめでとうございます!最後のところで思わず泣いてしまいました……こんないい作品を読ませていただいてありがとうございました! (2022年4月17日 16時) (レス) @page50 id: 7bbe2b3fa5 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 文さん» コメントありがとうございます!大好きなんて…めっちゃ嬉しいです!こちらこそありがとうございました! (2022年4月17日 15時) (レス) id: 051339753f (このIDを非表示/違反報告)
作者 - シラスとあずきさん» コメントありがとうございます!私も最後はとても気に入ってます。いい作品って言ってもらえて嬉しいです! (2022年4月17日 15時) (レス) id: 051339753f (このIDを非表示/違反報告)
文 - 完結おめでとうございます!作者様の作品、凄く大好きです!読んでいて凄く楽しかったです!ありがとうございました! (2022年4月17日 0時) (レス) @page50 id: 14cd09fd03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピーチン | 作成日時:2022年1月15日 14時