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日課5 ページ6

学校の最寄り駅で2人揃って降りる

改札を通る時はさすがに手を離す

定期タッチしづらいから

駅を出て兄貴の友達の黒尾さんと研磨さんと合流する

「おはよーございます」

「ん、おはよ」

「…おはよ」

兄貴の友達に挨拶をするとすかさず兄貴が

「俺の弟のこと狙うなよ」←

「狙わねぇよお前じゃあるまいし」

「男には興味ないかな…

女にもないけど」

周りには俺は兄貴の弟で通ってる

「万が一狙われても俺には兄貴(姉貴)だけだよ」←

「まじ可愛い俺の弟」←

「ちょろいw」

「たしなめられてる…」

「じゃぁまたな兄貴

先に行く」

「おう、後でな」

兄貴に別れを告げ俺たちはそれぞれ学校に向かう

「相変わらず夜久は過保護だねぇ」

「また手、繋いでた」

「当たり前だろ←

あんな可愛い奴

野放しにしてみろ

変態がわんさか沸くぞ」←

「はいはい

もう覚えたんだけどそのセリフ」

「じゃぁお前等も毎朝同じ事言うのやめろよ」←

「またやってる…」

いつもと同じ会話を背中で聞きながら

俺は校門をくぐった

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作者名:ユリアーナ | 作成日時:2018年8月13日 22時

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