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日課1 ページ2
俺は朝起きて、シャワーを浴び、朝食を家族と取った
ここまではさして普通の学生と変わらない
だが…
「兄貴
いつもの」
これは俺と兄貴の普通とは違う日課である
「おう」
短い返事を聞きながら俺はパジャマ代わりのTシャツを脱いだ
俺の胸元にはかろうじて巻かれているさらし
「今日もめいっぱい頼むわ
自分だと緩くてすぐ解けんだよ」
そう言いながらさらしの端を兄貴に渡し背を向ける
「だろうな
お前、力ねぇもん」
「うっせ」
互いに背中を合わせ深呼吸
「ぅ、らぁ!」
何を言ったか分からない兄貴の掛け声と共に締め付けられる胸
そう、俺は毎朝兄貴にさらしを締めてもらうのだ
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作者名:ユリアーナ | 作成日時:2018年8月13日 22時