検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:927 hit

日課1 ページ2

俺は朝起きて、シャワーを浴び、朝食を家族と取った

ここまではさして普通の学生と変わらない

だが…

「兄貴

いつもの」

これは俺と兄貴の普通とは違う日課である

「おう」

短い返事を聞きながら俺はパジャマ代わりのTシャツを脱いだ

俺の胸元にはかろうじて巻かれているさらし

「今日もめいっぱい頼むわ

自分だと緩くてすぐ解けんだよ」

そう言いながらさらしの端を兄貴に渡し背を向ける

「だろうな

お前、力ねぇもん」

「うっせ」

互いに背中を合わせ深呼吸

「ぅ、らぁ!」

何を言ったか分からない兄貴の掛け声と共に締め付けられる胸

そう、俺は毎朝兄貴にさらしを締めてもらうのだ

日課2→←設定、主人公からのお知らせ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユリアーナ | 作成日時:2018年8月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。