検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:622 hit

9、記憶____ハカセの失踪 ページ9

ルーギー___心の中



ザーザー…




南館…南館といえば…



ザーザー…




昔何か


ザーザー…



ルーギー「ハカセ?どこ?」



ピッ




ルーギー「何だろうこの音?あっちから聞こえる」



ピッ




ルーギー「…音が近くなった」


……ピー



ルーギー「あれ?音の間隔がだんだん
大きくなってきた…音も近い…」

??「お………し……な!!じゃ……い!」

ルーギー「これはハカセの声?」

??「も………い……………ね………ちゃ……」

ハカセ「うぅっ……………ぃ……な」ポタポタ


ルーギー「ハカセ?泣いてるの?
なんて言ってるの?もう一人の声はだれ?」




??「さよ…ならおねえちゃん…
いままでッ…ありがとう…」


ビー!!!!!!

 

ルーギー「…っ」ビクッ


ハカセ「あ、嗚呼…」

ルーギー「ハカセ?」

ハカセ「…ルーギー」

ルーギー「どうしたんですか…?その、モニターは…」

ハカセ「ルーギー…見てたのかい?」

ルーギー「正確には遠くから
聞いていました…ハカセを、さがしていて…
そしたら何か聞こえてきて…その、布の
上には何がおいてあるのですか?
もう一人の声のお方は…?」

ハカセ「…ルーギー…この子は…いや、
ごめんねルーギー、まだ言うことは出来ないんだ
…わかってくれるかい?」

ルーギー「は、はいっ!まだ、ですね!
大丈夫ですハカセっ!私はいつまでも
まちますよ!」

ハカセ「ありがとう、ルーギー…さて、
私は今から此処を片付けるから
先に戻っていてくれるかい?
…大丈夫、私も後で行くさ」

ルーギー「はい!ハカセ!」_


_嗚呼、そんな事もあったな…
…確かあの日からだったな、
ハカセが何かコソコソと忙しそうにし始めたのも、
ハカセを見かける時間が
だんだん少なくなっていったのも

…そして、いつの間にかハカセの事を
見かける事がなくなって…そのまま


ハカセは、失踪した


ルーギー「…ねぇルゥミィ」

ルゥミィ「なぁに?」

ルーギー「ハカセ…南館にいたりしないかなぁ…」

ルゥミィ「さぁ…でも…いたらいいね!」






▼セーブしますか?




はい←



いいえ

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←8、入場__大広間



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:ギャグ?シリアス? , ロボット系のやつ , オリキャラ   
作品ジャンル:その他, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こんすれ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年2月28日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。