3-9話 ページ10
Aside
大平「A」
バッ
愛しき声にすぐさま振り向いた
あっ、大平さんが手招きしてる!好き!
A『ごめん、呼ばれてるから行くわ』
理石「お、おぉ、行ってら〜」
私は食べ物を落とさないよう小走りをしながら向かった
A『お待たせしました!』
大平「話してるところ呼んで悪いな」
A『大平さん優先なので大丈夫です』
大平「優先しなくていいよ」
ドーンッ
A『うぉっ!?』
後ろから勢いよく突撃された
天童「も〜、Aちゃんやっと来てくれた」
A『抱き締めないでください!肉が落ちます』
まだ盛られてあんだから落としたら勿体無いって!
北「ほんまに仲ええな」
A『えっ…』
小さく笑う稲荷崎の主将さん
大平「北君がAと話してみたいって言っててな」
A『私と?』
天童「俺ははんたーい!」
大平「覚のことは気にせず話せ話せ」
急にそんなこと言われてもな
北「すまんな、俺の我が儘で」
A『本当に私と話したかったんですか!?』
北「おん、気になっとった」
天童「はい!アウトー!
ダメでーす、離れてくださーい」
後ろにくっついてるせいで会話聞かれるのやだな
北「···ありがとうな(ポツリ)」
A『?』
小さな声が聞こえて顔を上げると優しく微笑む北さんがいる
私、お礼言われるようなことしたかな?
北「海亀も腹膨れるくらい食うて楽しんでな」
北さんに頭をポンポンとされる
天童「こらー!」
天童さんが私達の間にチョップをかました
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:玲葉 | 作成日時:2020年10月23日 18時