3-6話 ページ7
Aside
話している内に1皿目を完食した
A『いりますか?』
角名「ううん、大丈夫」
A『じゃあいただきますね』
私は五色君に大量に盛られた皿を手に取り、肉を口に運んだ
角名さんも少し食べてくれたからさっきよりは少なくなってる
角名「・・・」
ジーッ
A『···あの、やっぱり少しあげますよ?』
角名「気にせず食べて」
A『そんなに見られると食べずらいです』
角名「(フッ)美味しそうに食べてるからつい」
ドキッ
うぐっ
角名さんの緩んだ顔に弱いんだよな
眩しさにやられながらおにぎりを食べる
角名「!お米ついてるよ」
A『えっ』
角名「ここ」
スッ
角名さんの指が口の端に触れ
パクッ
すくわれた米粒を角名さんが食べた
うん?食べた?
角名「(ハッ)あっ···!ごめんっ、完全に無意し···」
A『〜っ!(カァーッ)』
顔が熱い
心臓がドキドキうるさい
恥ずかしい
「何や楽しそうやね?」
聞いたことある声と共に黒い影が覆った
角名「げっ、侑…」
私も見ると
笑ってるのに笑ってない表情をした侑さんがいた
宮侑「俺も混ぜて!」
A『はぁ…』
私は皿とコップを避け、スペースを空けた
宮侑「俺、こっちがええ!」
そう言って避けた皿とコップを反対側に置き
私と角名さんの間に座った
宮侑「楽しんでたか?」
A『それなりには』
宮侑「ならええんやけど。
あっ、お肉食べる?」
A『まだ自分のあるので大丈夫です』
この人すごいな
入ってすぐ会話してきたよ
さすが関西人
尾白「侑!!お前何ぶち壊しとんねん!!
お前はまだこっち来い!」
宮侑「何でや!ぶち壊すも何も今はフリータイムやで!?」
尾白「ええからお前はこっち!」
尾白さん?が侑さんを回収していった
角名「何しに来たんだか」
A『···フフッ』
角名「!」
A『すみません、面白くて···フフッ』
全然会話せずに消えてったし、侑さん怒られてんの謎すぎだしで笑えてきた
角名「(クスッ)アホだよね」
尾白さんに怒られてる侑さんを見て、私達は笑い合った
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作者名:玲葉 | 作成日時:2020年10月23日 18時