2-41話 ページ42
Aside
四日目
早朝
ピピピッ
A『ん···、うるせっ』
アラームを止め、布団を被って眠りにつこうとした
タッ
A『うん?先生かな?無視しとこう』
足音が近い
だけど私は目を瞑り意識を手放そうとした
トントントンッ
A『・・・』
トントントンッ
A『・・・』
トントントンッ
ガバッ
A『(イラッ)チッ…こんな朝っぱらから…』
ノック何回するんですか!?
先生ならやりかねないけど!
起き上がり扉の方に向かう
カタンッ
A『こんな時間から何ですかー、せん、せ…』
ドアを開けると先生ではなく
A『角名さ、ん?』
目を丸くさせた角名さんがいた
A『何でどう···(ハッ)!?
オツカレサマデシター』
ガタンッ
私は扉を閉めた
やっべっ、この服装ではまずい
ハーフパンツに少しブカブカのTシャツは通報される
角名「あの···海亀?」
扉越しに声が聞こえた
A「一瞬だけ待ってください!」
角名「べつに用があってきたわけじゃないしもう戻るから」
用が無いのに来たって早朝から何しに来たのこの人
角名「···ごめんね、おやすみ」
そうして足音が遠ざかった
A『何事……まあいいや、寝よう』
考えるのが面倒になり私は布団の中に入った
A『アラーム頼むよ』
セットし直し、私は眠りに落ちた
角名「···可愛いかよ……」
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作者名:玲葉 | 作成日時:2019年12月8日 19時