2-22話 ページ23
Aside
A『よし』
普通のひとつ結びからポニテにしてしまったが少しぐらいは綺麗さを維持できるだろう
A『時間』
休憩終わるから戻らなきゃ
宮侑・治・A「「『あっ』」」
トイレから出ると侑さんたちとばったり出会した
宮侑「Aちゃんやんか!さっきぶりやね!」
A『そうですね』
宮侑「今から戻るんやろ?せやったら俺らと一緒に行こか!」
スッ
何かナチュラルに腰に手を回されたー!
何でこの人グイグイくるんだよ!
宮治「ツム・・・そういうのはどうかと思うで」
宮侑「うん?どういうこと?」
宮治「困らせるようなことはすなよ」
治さん引いてるな
宮侑「Aちゃん困る?」
A『そうですね、困るというか驚きはしますね』
宮侑「そっか!じゃあ行こか」
いや、話し聞いてた?
治さん溜め息吐いてますよ
宮侑「あれ?ポニテにしたん?」
A『はい』
宮侑「可愛い!!
さっきも落ち着いてて良かったけどやっぱポニテもええな!」
ううっ、眩しい
そして暑い
「何してん、侑」
ビクッ
A『うん?』
侑さんの肩揺れた?
顔も硬直してるし
治さんも硬直してる
宮侑「お疲れ様です、北さん。今から体育館に向かおうとしてまして」
北「何で腰に手を回してん」
宮侑「えっと」
北「何で、白鳥沢の子の、腰に手を回してるん?」
何だこの圧力は
私に言われてないと分かってても私も説教されてるような錯覚に陥ってしまう
北「その手離したらどうなん?」
宮侑「はい」
すごい
治さんに言われても気にしてなかったのに北さんに言われてこんなすんなり
何か弱味でも握られてんのかな?
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作者名:玲葉 | 作成日時:2019年12月8日 19時