2-21話 ページ22
Aside
私はニコニコしながら大平さんを見つめる
A『ハッ』
瀬見・大平「「うん?」」
私は後ろを向き前髪を軽く整えた
結び直そうかな
でもひとつ結びを鏡無しで結び直したら絶対おかしくなる
でも大平さんの前でこのボサボサ頭はなー…
大平「A?」
A『はい!』
大平「あっ、前髪跳ねてる」
えっ、さっき直したのに
やっぱサッと直しちゃダメだったのか
大平「ちょっとごめんな」
A『えっ』
スッ
大平「うん、直った」
A『ヒュッ』
イマナニガオコッタ
大平さんの手が私の前髪に触れた
触れたよな?
瀬見「大丈夫、じゃないな」
A『ちょっ、ほんと、あ"ー(小声)』
イケメンすぎますって!
大平「次いでに髪を結ってもいいか?」
瀬見・A「『はい?』」
大平「一度結ってみたくてさ」
いや、えっ、はっ!?
私の髪を?
大平さんが?
大平「ダメか?」
A『ダメというか!何というか、あっ!
私、汗すごいので髪ベタベタしててその…』
大平「タオル使う?」
A『そういうんじゃなくてですね!』
汗かいてて触らせたくないのもあるが大平さんに触られたら
私の心臓が大変なことになってしまう
A『ちょっとお手洗いに!!』
私は体育館を走って出た
大平さんすみません
だけどやはり私には
ドキドキに勝てません
瀬見「あーあ」
大平「もうすぐで休憩終わるのに」
瀬見「・・・獅音」
先程より少し重たそうに瀬見が口を開く
大平「うん?」
瀬見「態と、じゃないよな?」
大平「・・・」
大平は目を丸くした後考える
大平「・・・どうだろうな」
瀬見「その間は何だよ」
白布「・・・」
川西「おーい」
白布「あぁ、悪い」
川西「いや、いいけど」
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作者名:玲葉 | 作成日時:2019年12月8日 19時