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2-2話 ページ3

Aside



全国大会


そこは各都道府県から


勝利をもぎ取って代表になった



強豪校たちが集まり



勝負するところ



我が白鳥沢も宮城の代表としてきた



A『ハァー、なんで私がこんな目に合わないといけないんだよ』



会場に着いてすぐトイレに駆け込んだ



何故かって?



そんなんバスに酔ったからに決まってるでしょうが!



私はそんなに乗り物酔いをしないのだが酔ってしまった



それに加えて多くの人混みにも酔ってしまったせいで追い打ちを掛けられた



トイレまでの距離は遠く感じたが丁度トイレが混んでいないおかげですぐ駆け込めた




そして今鏡と向かい合いっこしている



A『ひっどい顔だな』



げっそりしてんじゃん


飲み物持ってくればよかった



A『トイレの居心地も良いがそろそろ行かないと先生に怒られるな』



私は渋々トイレから出た



試合までまだ時間あるけど



A『さて、みんなはどこだ』



無我夢中にトイレのマークを探していたから走ってきた方向を忘れた



入口に向かった方がいいのかな


私は上の標識を見ながら入口の方に歩き出した




A『すごいな、応援もこんなにくるのか…
あっ、何か売ってる!』



私はジッと商品を見ながら歩いていた





ドンッ



A『うぎゃっ!』




誰かとぶつかり腰を着いた



A『いたたたたっ』

「ごめん、大丈夫?」

A『こちらこそよそ見してすみ…
うわっ、瀬見さんに似てる』



謝ろうと顔を上げると瀬見さん似の髪型の人がいた



「セミ?」

A『(ハッ)!あっ、いや!
す、すみませんでしたー!!(ダッ)』



私は立ち上がり駆けだした


自分からぶつかっといて


うわっとか超失礼なこと言っちゃった



やべー、知らない人に何てことを


とにかく逃げとこっ



ぶつかった衝撃のパニックのせいもあり


ラビリンス(会場)を回った




「!(スッ)これって…」

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作者名:玲葉 | 作成日時:2019年12月8日 19時

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