2-19話 ページ20
五色side
五色「(ムスーッ)・・・」
柴田「何拗ねてんだよ」
五色「拗ねてない」
拗ねてはないけど複雑な気持ち
昨日といい今日といい全然Aと話せてない
マネージャーとしての仕事で忙しいのは分かる
先輩たちと話すのもまぁ、分かる
だが
宮侑「あんな〜」
A『戻った方がいいですよ?』
なんであの人毎回来るんだよ…!
柴田「お前も話し掛けてきたら?」
五色「後でも話せるからいい」
柴田「とか言いながら話せなくて昨日しょげてたやつはどこのどいつだっけか」
五色「うぐっ・・・しょげてはない!」
話し掛けようとしてもすぐどっか行っちゃうんだよ
白布「海亀」
五色「!」
見ると白布さんが二人のところへ
Aに話し掛けている白布さんに対し
宮侑は冷たい目をしている
そしてAが宮侑にお辞儀をして駆けていく
柴田「白布さんさすがだな」
五色「どういうこと?」
柴田「多分だけどAをこっち(白鳥沢)に戻したんだと思う」
五色「うん?・・・あー、なるほど」
宮侑から離れさせたわけか
柴田「でもバチバチしてる」
見るとあそこの空気だけ何故か不穏に見えた
白布さんも怖いけど宮侑もあの雰囲気は怖いな
セッターってなんであんなに冷めた目をしたり圧がすごいんだろ
柴田「しかし、Aって何であんなにホイホイすんだろ」
五色「えっ、Aってゴキ・・・」
柴田「みなまで言うな、聞かれたら怒られるぞ」
先に言ったのそっちだろ
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作者名:玲葉 | 作成日時:2019年12月8日 19時