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昨日のモヤモヤが少し晴れたところで時計を見ると、そろそろ遅刻になりそうな時間だ。

純喜さんは卒論を書くだけなので特に時間に縛られていないようだけど、私が席を立つので一緒にお店を出た。

「あー卒論めんどくさっ…」

電車を待つ隣でぶつぶつと文句を言っている。まぁこれも仲良くなってからずっとこんな感じだ。

もはや突っ込むまでも無い、スルーしよう。

それでも尚口を尖らせている純喜さんを「まあまあ、がんばってください」と慰める。そこでちょうど私の大学へ向かう電車がやってきた。

「じゃあ、お疲れ様です」

「おつかれー。Aちゃんも頑張って」

「そこそこにがんばりますー」

なんて言って手を振り電車に乗り込んだ。

純喜さんも軽く手を振り返してくれる。4回生も色々大変やなぁ、なんて思った。

電車の席に座ると急に眠気がやってくる。純喜さんと一緒やったから目が覚めてただけだったのだろう。

朝番はこれから少し減らそう……

いや3月も思ってた気がする、これからもきっと純喜さんとの朝番を楽しんでしまうんだろうな。

どうでもいいことを考えながら瞼を閉じた。


大学の最寄りまで、30分くらい。心地いいリズムに体が揺られていよいよ本当に眠りにつく。



「…ん、」

目が覚めたのは大学の最寄りの1つ前の駅やった。

割と深く眠っていたので体が痛い。伸びをして寝過ごしてないことに一安心。

なんだかぽやぽやした気分で電車を降りて、大学の門へ向かった。

今日はどこの棟の教室やっけ、とスマホを開く。

あかん、眠たい………

「…あ、Aさんやん、こんにちは〜」

ぼーっとしてると、声が聞こえてきたような。

「聞こえてます?寝癖ついてますよ、Aさん」

「えっ…」

私の名前だ、と顔を上げるとそこには井上くんが立っていた、って

ビックリした…

「わ、おはよう」

「もう14時やけど、おはようございます」

井上くんは2度目の挨拶をしながらぺこりと頭を下げてきた。

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(プロフ) - かしこまりました!笑 (2020年1月5日 1時) (レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)
いるか(プロフ) - 猫さん» ほんとですか!私もいつでも何でも(?)お話したいのでコメントお待ちしております! (2020年1月4日 0時) (レス) id: cc397255a5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 私で良ければいつでもコメントしますね!! (2020年1月3日 23時) (レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)
いるか(プロフ) - 猫さん» コメントくださるとすごく励まされるので、ありがたい限りです!温かい応援を本当にありがとうございます! (2020年1月3日 13時) (レス) id: cc397255a5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめましてですね!いやもう逆にこのような素敵な作品をコメントでしか言葉を送れないっていうのが悔しい限りです、もっと他の形でいるかさんを応援したいんですけどね、、つまりはとってもおうえんしてます!楽しむ程度に頑張ってください! (2020年1月3日 2時) (レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いるか | 作成日時:2019年12月28日 21時

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