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『Aさん今日はサークル何時まで?』

「17時だよ〜」

『それぐらいの時間に部室迎えに行くな』

もはや迎えに行こか?という言葉はなく、港人くんもサークル終わりに来てくれるらしい。昨日はお互いの予定が合わず会えなかったので、中々嬉しかった。

今日のサークルも新入生歓迎会のようなもので、少し楽器を触ってもらう程度だ。クラリネットを背負い部室に入ると、後輩たちが準備をしてくれていた。

「Aさんおはようございます!」

「おはよう、朝早くから準備してくれてありがとう」

後輩たちは笑顔でいいんですよ、と言ってくれる。私も手伝い始めた。

「そういえば今年、男子が3人入るみたいですよ」

「ほんまに?珍しいこともあるんやね」

「夏帆さん狙いやったりして」

そんな馬鹿な………いや、あの人ならありえるな。新入生には死ぬほど親切やし。だとしたら夏帆に嫌われるのは確定やけど。

首を傾げながらもどこか納得している自分がいた。

と、そこで扉が開く。

「みんな遅れてごめんね、新入生の子達が早めに来てくれましたー」

夏帆の言葉に扉の方を見ると、見事に男3人と夏帆が立っていた。……いやこれ、もうほぼ確定やん。

私たちは白けた目で彼らを見つめた。夏帆はそんなちょろい人じゃないからな!優しいのは今のうちやぞ!と心で訴える。

そんなテレパシーが伝わるわけもなく、彼らはペコペコと頭を下げながら部室に入ってきた。

「おはようございます、すみません早めに来ちゃって」

1人の男の子がそう言ってきた。

「全然いいよ、座って座ってー」

心は冷えているが、貴重な男子部員をここで失いたくはない。優しい笑顔で彼らに言って、椅子を3つ持ってくる。

彼らはありがとうございます、と言い椅子に腰掛けた。

「君たち高校の時何か楽器やってたの?」

「俺バンドやってて、ドラム叩けますよ」

「俺はギター弾けます〜」

……それは軽音楽部に行けばいいのでは?やはり疑問が増えるばかりだが、その疑問を解決するかのようにもう1人の男の子が手を挙げた。

「僕は吹奏楽部で、トランペットやってました」

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(プロフ) - かしこまりました!笑 (2020年1月5日 1時) (レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)
いるか(プロフ) - 猫さん» ほんとですか!私もいつでも何でも(?)お話したいのでコメントお待ちしております! (2020年1月4日 0時) (レス) id: cc397255a5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 私で良ければいつでもコメントしますね!! (2020年1月3日 23時) (レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)
いるか(プロフ) - 猫さん» コメントくださるとすごく励まされるので、ありがたい限りです!温かい応援を本当にありがとうございます! (2020年1月3日 13時) (レス) id: cc397255a5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめましてですね!いやもう逆にこのような素敵な作品をコメントでしか言葉を送れないっていうのが悔しい限りです、もっと他の形でいるかさんを応援したいんですけどね、、つまりはとってもおうえんしてます!楽しむ程度に頑張ってください! (2020年1月3日 2時) (レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いるか | 作成日時:2019年12月28日 21時

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