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授業が終わり、教室を出ると港人くんが待ってくれていた。
「港人くん、お待たせ」
「おつかれっす。」
私の横にくっついてくる彼がんふふ、と笑った。こっちを見ながら「今からどこ行きます？」と言ってくる。
「帰るって言うてるやん〜」
「えー、それじゃすぐ離れないといけないやん」
可愛すぎる彼氏に心が溶けそうになる。何、人と付き合うとこんなに幸せになるものだっけ？
そんな気持ちを全開にするのが恥ずかしくて、なるべく平静を装った。
「この前俺が行きたかった所に付き合ってくれたし、Aさん行きたいとこないんですか？」
「うーん……それやったら行きたいとこあるかも」
「じゃあ今から行きましょう。どこですか？」
即答してくれる港人くんはほんまにどこでも着いてきてくれそうだ。私の『行きたいところ』を告げると、彼の表情が更に明るくなった。
「ここ、俺がいつもアクセサリー買ってるところです」
そう言われて着いてきた店は、レディースのお店だった。私にも選べるお店にはしてくれたんやろうけど、ほんまにこのお店によく買いに来るらしい。
ここ安くていいんですよね、とピアスを見つめながら彼は言った。
「Aさんがピアス開けてるん意外でした。いっつもつけてるのイヤリングやと思ってました」
「イヤリングやと逆に耳痛くなるから去年ピアス開けてもらったんよ」
「へー、まぁ確かにピアスの方が楽っすよね」
私に似合いそうなピアスを探してくれる港人くん。至近距離で見る横顔が綺麗で見とれてしまう。
いやいや、探してもらってるのに何してんねん、
私もピアス探しに参加する。
「これ可愛いい〜」
と1つ手に取って港人くんの方を見ると目が合った。
港人くんは「うん、似合うと思います」と笑う。
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猫(プロフ) - かしこまりました！笑 (2020年1月5日 1時) (
レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)
いるか(プロフ) - 猫さん» ほんとですか！私もいつでも何でも（？）お話したいのでコメントお待ちしております！ (2020年1月4日 0時) (レス) id: cc397255a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 私で良ければいつでもコメントしますね！！ (2020年1月3日 23時) (レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)
いるか(プロフ) - 猫さん» コメントくださるとすごく励まされるので、ありがたい限りです！温かい応援を本当にありがとうございます！ (2020年1月3日 13時) (レス) id: cc397255a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - はじめましてですね！いやもう逆にこのような素敵な作品をコメントでしか言葉を送れないっていうのが悔しい限りです、もっと他の形でいるかさんを応援したいんですけどね、、つまりはとってもおうえんしてます！楽しむ程度に頑張ってください！ (2020年1月3日 2時) (レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いるか | 作成日時：2019年12月28日 21時
