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港人くんがこちらをじっと見てくるから、私もマスタードがついてるのかと不安になる。
「まだなんかついてる？」
「や、ついてませんよ。綺麗です」
そう言ったあとにふわりと笑う。
その綺麗は、なんもついてないってことやんな。
「それならいいけど、」
「……それにしてもハッドグ予想よりも美味かったですね」
「うん、びっくりした！久しぶりに食べたけど前食べたやつより美味しかったわ〜」
港人くんが話題を変えてくれてよかった。危うくそのまま、勘違いするところやった。
彼が急にスマホを開いたかと思うと、何かを見せてくる。
「今更ですけど、これ、俺のLINEです」
「…あ、そう言えばまだ連絡先交換してなかったな」
私もスマホを取りだし、QRコードを読み取る。港人くんのアカウントを友達登録した。
「Aさんが良ければ、また美味しいハッドグとか買い物とか、一緒に行きたいです」
「私はもちろん、いいに決まってるやん」
港人くんが約束ですよ、と言ってくる。頷くと、彼が立ち上がった。
「ほんまに帰りましょうか。暗いから送ります」
「近所やからいいのに」
「近所やから送りますー」
何それ、と思いながら家の方向を指さした。港人くんが私の横に来る。
今日は優しくて面白い港人くんを知ることが出来たなぁ。隣で「今度純喜さんともハッドグ食べに行きます」と言っている彼を見ながら思った。
「ほんま純喜さんのこと好きやねぇ」
「当たり前じゃないっすか。俺らケミできてるんで」
「何、ケミって」
「…説明しろって言われるとむずいな。えぐいくらい仲良いって感じかな？」
付き合ってるんか、君たちは……
もはやノーコメントで行くことにした。
私の家の前についたので、「送ってくれてありがとう」とお礼を言う。
「遊んでくれてありがとうございました」
2人して笑い合い、手を振った。振り返って見えた港人くんの背中は、少し寂しそうやった。
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猫(プロフ) - かしこまりました！笑 (2020年1月5日 1時) (
レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)
いるか(プロフ) - 猫さん» ほんとですか！私もいつでも何でも（？）お話したいのでコメントお待ちしております！ (2020年1月4日 0時) (レス) id: cc397255a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 私で良ければいつでもコメントしますね！！ (2020年1月3日 23時) (レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)
いるか(プロフ) - 猫さん» コメントくださるとすごく励まされるので、ありがたい限りです！温かい応援を本当にありがとうございます！ (2020年1月3日 13時) (レス) id: cc397255a5 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - はじめましてですね！いやもう逆にこのような素敵な作品をコメントでしか言葉を送れないっていうのが悔しい限りです、もっと他の形でいるかさんを応援したいんですけどね、、つまりはとってもおうえんしてます！楽しむ程度に頑張ってください！ (2020年1月3日 2時) (レス) id: 97e2db8af3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いるか | 作成日時：2019年12月28日 21時
