6話『ナイトメア』 ページ7
゜
気が付くと、見慣れない部屋へ飛ばされていた。
ここはどこだ？
特にテレポートとかもしてないが…
そして、部屋を見渡してみた。
どうやら誰かが住んでいるような跡がある。
机と椅子、ベッド、本、パソコン…
キッチンは小さく、
リビングもそれに伴い小さい。
狭いので、おそらく一人暮らしなのだろう。
しかし、なぜこんな所へ飛ばされてしまったのか。
ﾅｲ「…はぁ、どうしよう…か…？」
腰掛けようとした椅子に、拒否された。
…は？なんだこれ、何も触れない
何故だ？触手を振り回しても何も当たらない。
…よく見ると、自分の体が透けている…？
ものを触ろうとしている触手の先端が、
透明になっていた。
それを見た俺は、だいぶ久々に
"恐怖"、というものを感じた。
よく見たら、足元も透けて浮いている。
ワープ機能も、使えない。
こうなると危ないため、
家から出ることも出来ない。
すると、カーテンが揺れて外の世界が見えた。
沢山のビルに人に街に、
俺が見ようとしなかった世界が連なっていた。
ここは＿＿＿＿ニンゲンの世界
部下は一緒には来ていなかった。誰もいない。
何も出来ない。俺は＿＿
焦って、混乱して、狂いそうだ
孤独を目の前にして、
どうにもすることが出来なかった。
＿＿＿＿＿＿誰か、
『うぁあ！！つ"か"れ"た"あ"ぁ"！！』
ﾅｲ「ｯ？！」
苦しい気持ちが驚きに変わる。
誰か来た。ここの住人か？
どうやら、ここに住んでいたのはやはり1人で
そいつは仕事帰りのようだった。
何をしているのか、とおそるおそる後ろから近づくと、
『メア様〜…』
と、懐かしい呼び方を連呼していることに気づく。
俺の事を、知っているのか？
パソコンを眺めては俺の名前を連呼している。
感情から、愛を感じた。
その瞬間、俺は安心した。
何故か嫌いな人間のことなのに、安心してしまったんだ。
ﾅｲ「…ははっ、俺も年取って臆病になったものだ。」
そして俺は、俺のファンであろう
そいつに声を聞かせてやった。
『もうなんでもありじゃーーん！！？？』
ﾅｲ「(ファンサービスってやつか。)
…おぉ、気持ち悪いな。」ｸｽｯ
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くろさん - ｷｬｱｰｰｰｰｯ！！！ｷｬｱｧｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯ！！！！！！(いきなりのイケメンメア様による発狂) (7月20日 18時) (
レス) id: c471870074 (このIDを非表示/違反報告)
新垢のもちもちいっぬ(プロフ) - あめねこ二代目さん» えっ100評価いってた！！！！コメントありがとうございます😊☺️☺️☺️☺️ (7月12日 22時) (レス) id: d6526aca9e (このIDを非表示/違反報告)
あめねこ二代目(プロフ) - うんうん……え？神？え、設定ちゃんとしすぎてて……あ、なるほど。経験談か(((100評価とお気に入り101人おめでとう!!!! (7月10日 8時) (レス) id: fadcbdb0f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - メア様が尊い☆ (2023年4月10日 16時) (レス) id: 741c04289c (このIDを非表示/違反報告)
ink化してしまったみるくちょこれゐと(プロフ) - やばたにえんww (2023年3月22日 7時) (レス) @page36 id: 573b828a79 (このIDを非表示/違反報告)
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