77話 ページ29
夢主said
「…」
『…』
告白されるなんて思ってなかったから、今すごい心臓が…ほんともう(どうしたボキャブラリー)
責任感の強い七海が、こんな危険な仕事をしているときに、恋愛だの結婚願望など無いと思って諦めてた
そもそも、両片想いってことも知らなかったし←
そんなわけで(?)、嬉しくて照れちゃって、喋るのも精一杯だったものだから、なんかカタコトになってしまった
カッコ悪いな私
返事に失敗し、さらに恥ずかしくなっちゃって、七海の顔が見れない
きっと私今すごく顔紅いんだろうな
『ちょっと、今私の顔見ないでくれる?』
「私も、今、出来るだけ見てほしくありませんね」
『え?』
予想外の反応に驚いて前を向くと、サッと顔を背けた
「予想以上に嬉しいものですね、受けてもらえるのは…」
妙に静かだと思ったら、二人して照れてた訳ね
私だけじゃないと知って、安心した
私だけが舞い上がってたらどうしようかと………
『あ、その、私も…す、きで、諦めてたから……スゴクウレシカッタデス』
自分から言ったくせに、自分の言葉に恥ずかしくなってまた顔を向けれなくなった
さっきから何をしているの?私は←
「…追い討ちやめてください」
『ごめ、嬉しいって言ってたから…』
♪♪〜♪♪〜
『?!』
携帯のアラームが、私達を現実に引き戻した
この店に来る前にかけておいた、任務までもう時間がないと知らせるタイマー
これが鳴ったには、高専に戻らないといけない
補助監督を困らせてしまう
「もうそんな時間でしたか。
スイーツも食べたことですし、高専に戻りましょう」
『う、うん』
また例によって、七海はスマートに会計を済ませた
店を出て、車まで少しあるく
いい場所に駐車場があって、店の前から車が見えるほどの距離だった
「…手を繋いでもいいですか?」
『えっ』
「嫌なら繋がなくてもいいんです。
ただの私の我儘ですから」
『嫌じゃないよ、もちろん
慣れなくて驚いただけだから』
恋人あるあるの、"恋人繋ぎ"ではなく、優しく握ってくれた
ついさっきから、お付き合いが始まって
数分後には手を繋いでて、私の勝手なイメージでは奥手だったから、意外に攻めてきて驚いた
でもやっぱり、優しい
私の様子を見ながら、手に入れる力を制御してるし、
なにより歩幅を合わせてくれている
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森 - ↓こんなに面白い小説にアンチは100%わきません‼ (2022年3月1日 1時) (レス) id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
風夏☆(プロフ) - はぁ、はぁ、毎度コメント通知がくると怖いんよな…。皆さんいい人ばかりでホッとしますよ(´∀`) (2022年2月28日 13時) (レス) id: 7e781b4eec (このIDを非表示/違反報告)
森 - おいおい…ナナミンに告白させるとかおまっ…タヒ人が出るぞ… (2022年2月28日 4時) (レス) @page33 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - ΩさんとマリイさんはID同じ人ですよね?二役してるんですか? (2021年5月30日 7時) (レス) id: c50ca7ded5 (このIDを非表示/違反報告)
Ω - マリイのダーリン(ナナミンの事)超格好良い僕もナナミン大好き (2021年5月13日 22時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風夏 | 作成日時:2021年3月17日 11時