新米呪術師と私【七海建人】【呪術廻戦】

66話 ページ18

その後も沢山の任務をこなしていき、夏も終わり少し肌寒くなった頃、3級になった



『3級になると、呪霊も強くなるね』




「そうは言いますが、初任務の頃より、一つの任務にかかる時間がかなり短くなりましたよ」




『そうかな？』
必死すぎて、時間なんて考えたことなかった
それくらい余裕があったかいいのにな




五「僕もA任務に慣れてきたなと思ってさ、ちょっと大変な任務任せようと思うんだよね」




「……少し早いと思います」



『え、なんのこと？？』
五条と七海は普通に会話してるんだけど…私だけじゃん！ついていけてない！！




五「大丈夫だよ。これくらいのタイミングがいいの」




「Aさんは優しすぎますから…」




『いやだから…何のこと？？』




五「呪詛師倒しだよ」




『呪詛師倒し？？』




「1度話したことがありますが、悪質な呪術師のことを呪詛師といいます。呪術規定9条に基づき、呪詛師は処刑対象になります。

つまりこの任務はその呪詛師を殺す任務です」




『呪詛師を………殺す………』
そっか
呪術師になって、人を助けれると思ってたけど、呪詛師は殺さないといけないんだ



でも………
七海は私のこと"優しすぎる"なんて言ってくれるけど、私そんな優しくないよ




「五条さん。その任務はもう少し先でも

五「3級術師に任せられる任務だ。相手はそう強いやつじゃない。それにAの術式は呪霊にも呪詛師にも通用する

そんな心配しなくても大丈夫」


………だといいのですが」




『大丈夫だよ
人とは言っても、罪を犯した人
ちょっと罰にしては重い気もするけど、ちゃんと出来るよ』




「……そうですか。」

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