閉じ込められたうえお題が無理な件について。

〈呪術〉五条悟×〇〇【股ドン、Dキスしろ】(愛実　様リク) ページ44

「あれやる？僕は君の意思を尊重したいけど。」


紙の貼られている壁を指さして、五条先生は言った。楽しそうですねえ随分と。
こっちは悩んでるってのに。


『やったら死…やらなくても死…』


どうするか。どっちにしろ死しか待っていない。


『嫌だ嫌だ嫌だ女に刺されるのは嫌だでも出れなくて先生と一生ここにいるのもやだ死んだ方がマシ』

「本音ダダ漏れだね。」


あはは、と笑って言う先生。気楽で羨ましいな、まあこんなモテ男ならばキスなんぞ飽きるほどしたか。…その女性達に殺られないか不安が募ってきた。


…やるしかない…？どうする自分。

…やって即座に口ゆすぎゃオーケーか。うん。そうしよう。そして壁に頭打てばパーフェクト。記憶は消える。よし作戦はカンペキ。


『…………………オーケーです。やりましょうか。』

「顔がやだって顔してるけど。あと間長くなかった？」

『うるさいです。一生の傷を治す任務があんですよこっちには』

「僕の心が泣いてる」

『存分に泣け』

「日に日に辛辣になってってる…まあいいや。」



＿＿こちらへどうぞ、お嬢さん？



そうキメ顔で言って壁に案内しようとする五条先生を、渾身の力でぶん殴りに行った。



理由？………なんか無償にムカついたから。理不尽とか言うな。察して。

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