#17 ページ18
日曜日が来てしまった。
どうしよう…何着ていこう。
本当に何も考えずに空いてます!とか言っちゃったけど、
これってデートってことだよね…?
男の人と2人で出かけるなんて、久々すぎて…。
…。
よし。
結局、白のロングスカートに
水色のトップスを合わせることにした。
待ち合わせ場所に行くと、既に藤井さんがいた。
『藤井さん…!お待たせしました……』
「おはよう!俺も今来たところ。」
今はおはようの時間じゃないけど…。
そんなことより、藤井さんの私服
初めて見た。
やばい。
めちゃめちゃかっこいい。
「ん?どうかした?」
『あ!いえ…その…藤井さん、いつもと雰囲気違うなって。』
「あれ、もしかして、イメージと違った…?」
『いえ!とっても、お似合いです!!』
「良かった。雰囲気違うのは、Aさんもね。」
『あっ…えっと…』
似合ってなかったかな、
私いつもパンツで仕事してるんだった…。
急にスカートとか…。
「すごい可愛いよ。」
えっ…?
「じゃ、行こっか。」
私に返答する間を与える前に藤井さんは
微笑みを浮かべ、歩き出して行った。
あの見た目でさらっとあぁいうこと言っちゃうの、
本当にずるい…。
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひろか | 作成日時:2017年8月14日 2時