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「俺も将来は藤井さんみたいになりたいな〜!」
すごく笑顔でいう望くん。
本当に藤井さんに憧れてるんだな。
『藤井さんのこと、すごい好きなんだね』
「え…?いや、誰だって藤井さんには憧れるでしょ!でも恋愛的に〜!とかじゃないから安心して!!」
『いや、恋愛的に好きって言われたら流石にちょっと止めるよね』
「Aちゃんは?藤井さんのこと好きじゃないの?」
『仕事をする上ではすごく頼りにしてるし好きだよ。』
ただ友達になれとか言われたら無理かな、、
「そーじゃなくて!!恋愛的にだよ!!!」
『は…?え…?』
本当にこの人は何を言っているんだろう。
「だって藤井さんだよ!?あのビジュアルだぜ!?俺が女子だったら完全に惚れてるんだけど。」
『いや、私はそんな風に藤井さんを見たことは一度もない。』
「は!?なんで!!!」
なんでって言われてもなぁ、、。
そんなの考えたことないし。
藤井さんってなんていうか、
顔はすごく華やかなんだけど、
目に光がないっていうか…
心が笑ってないんだよね。
.
私は彼に対して、ここまでの感情で止まっていた。
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作者名:ひろか | 作成日時:2017年8月14日 2時