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「う、わー!!何これすごい!!」
とてつもなく広い部屋に
壁という壁に本がぎっしり並んでいる。
まるで昔読んだ絵本に出てきた魔法の図書館みたい。
大貴「気に入った…みたいだね!」
「だってこんなにたくさん…すごい、植物図鑑いっぱい!え、天文学に占星術の本もあるの!?」
大興奮の私を見てクスクス笑う大ちゃん。
「…ねぇ、なんでさっきからそんなに嬉しそうなの?」
大貴「んー?…似てるから、王子と。」
「私が?どうして?」
大貴「王子もね、本が大好きなんだ。」
「…そう、なの。」
まだ、会ったこともない王子。
私の瞳を理由に、愛妾候補にした最低な奴。
そんな人でも、本を読むんだ…。
大貴「どうする?ゆっくりしてく?」
「え?」
大貴「中、ゆっくり見てれば?俺も用事あって一瞬、外行きたいし。」
「!…いいの?」
大貴「もちろん!じゃ、30分後にまた来るから!」
たとえ30分でも…
こんなたくさんの本を目の前にして、
読まないなんて有り得ない!
大貴「…読んだ本はワゴンの上に置いといて、ね、って…聞こえてないか。」
大ちゃんの言葉なんて、もう届いてないくらい
私の意識は本に注がれていた。
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ゆき(プロフ) - のんちゃんさん» コメントありがとうございます。端的で逆によく伝わります!笑 もっと好きなってもらえるように頑張ります(*^^*) (2017年11月24日 15時) (レス) id: 011e61af3e (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん(プロフ) - 色々感想言おうと思ったんですけど、好きです内容が(笑) (2017年11月24日 2時) (レス) id: a4948aa2ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえて嬉しいです(*^^*) 四季王子このあともまだまだ出てくるのでお楽しみに! (2017年11月23日 7時) (レス) id: 011e61af3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 可愛らしくてでも切ないとっても好きです!四季王子多出演希望しますっ汗お願いします(〃・д・) -д-))ペコリン (2017年11月22日 23時) (レス) id: 5d444d255c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - # R a r aさん» コメントありがとうございます。なんてお恥ずかしい… おっしゃる通りです(;_;) すぐ対応させて頂きます!ご連絡ほんとにありがとうございます!危うくタイトル変わってしまうとこでした…!笑 (2017年11月22日 21時) (レス) id: 011e61af3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき | 作成日時:2017年11月2日 23時