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慧「…どう？あいつと上手くやれてる？」
アキちゃんの部屋にお邪魔して数日。
「うん。アキちゃん面白いから楽しいよ。」
慧「そっかぁ。あいつ、頭おかしいけど悪いヤツではないからさぁ。よかった。」
「ふふ。慧は？傷の具合どう？」
慧の顔色もだんだんと良くなっていた。
慧「もーほとんど大丈夫。明日からまた執務に戻るつもり。」
「そっか。よかった…！」
慧「だからさ、今日の夜はまた景気付けにみんなで騒ごうと思って。」
「え、また？」
慧「やぶは俺が説得するからさ！そのつもりでいて！」
また？なんて言っちゃったけど
またみんなで集まる時間があると思うと
私も居ても立ってもいられなかった。
.
.
アキ「A〜。夜、慧たちと食事なんだって？」
「そうなの。アキちゃんも一緒に来るよね？」
アキ「ごめん、私今晩は約束があって。」
「あ…そうなんだ。じゃあまた今度だね。」
てっきり一緒に来るものだと思っていて少しがっかり。
アキ「…A、ドレス選んでよ。」
「えぇ？」
アキ「私が今晩着ていくやつ。Aが着るやつは私が選んであげるから。」
クローゼットから、大量のドレスを引っ張りだして来たアキちゃん。
アキ「Aは細身のだからなぁ…これかなぁ。うーん…」
アキちゃんと一緒に、ドレスを選んで合わせてを繰り返す。
なんか、こういうの女子友っぽい…。
そんな楽しさにかまけて、
注意力が落ちていたのかもしれない。
.
.
＿＿＿＿＿＿コンコン。
.
アキ「はーい！」
扉をノックする音。
「私、出るね。」
アキ「うん、お願い。」
手にしていたドレスを置いて、扉を開けに行く。
「…はい。」
『慧王子からA様へお届け物です。』
「なぁに？これ。」
『朝摘みの野いちごでございます。』
「慧から？ありがとう。」
受け取って、部屋の中へ。
「見て、アキちゃん。慧から野いちご届いたの。真っ赤で美味しそうだよ！」
真っ赤なその実を摘まみ上げる。
アキ「…慧から？」
「うん。今、メイドさんが。」
アキ「待って、ダメ、Aっ…」
.
アキ「食べちゃダメっ…！！！」
摘んだその実を一粒、口に放り込んだ。
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ゆき(プロフ) - のんちゃんさん» コメントありがとうございます。端的で逆によく伝わります！笑 もっと好きなってもらえるように頑張ります(*^^*) (2017年11月24日 15時) (
レス) id: 011e61af3e (このIDを非表示/違反報告)
のんちゃん(プロフ) - 色々感想言おうと思ったんですけど、好きです内容が(笑) (2017年11月24日 2時) (レス) id: a4948aa2ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます。そう言ってもらえて嬉しいです(*^^*) 四季王子このあともまだまだ出てくるのでお楽しみに！ (2017年11月23日 7時) (レス) id: 011e61af3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 可愛らしくてでも切ないとっても好きです！四季王子多出演希望しますっ汗お願いします(〃・д・) -д-))ﾍﾟｺﾘﾝ (2017年11月22日 23時) (レス) id: 5d444d255c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - # R a r aさん» コメントありがとうございます。なんてお恥ずかしい… おっしゃる通りです(；＿；) すぐ対応させて頂きます！ご連絡ほんとにありがとうございます！危うくタイトル変わってしまうとこでした…！笑 (2017年11月22日 21時) (レス) id: 011e61af3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作成日時：2017年11月2日 23時
