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Zhang hao side






二人三脚が終わって急いでAの元へと向かう。
後ろで女子達の声が聞こえるけどそんなの関係ない。




ドアに手をかけて開けようとすると、





「Aちゃんのこと好きだから」






そう言っているハンビンの声が聞こえてきた。
頭が真っ白になる。最近やけに仲良かったし、ハンビンの家のカフェにも行っていた。それでも何故だか2人は友達だと思っていた。いや、そう思いたかったのほうが正しいかもしれない。





Aが返事をしてしまう前にドアを開けようと手が勝手に動く。なんでもない振りをして2人に声をかける。
Aはぽかんとした顔でこちらを見ていて、ハンビンは俺を見た途端すぐに帰っていってしまった。
...俺って性格悪いな。




お互い黙り込んだこの空間でさっきのことを切り出していいのか、それでもやっぱり気になって聞こうとすると、
Aと声が重なる。
その瞬間さっきまであったはずの勇気はもう無くなっていた。
それでもまだ傍に居たいと思う気持ちだけは残っていて、
外の気温を言い訳に少しだけ居座ることにした。




何を思っているのか、Aの目は嬉しそうに見えた。





ハンビンの言葉のせいなのか、そうじゃないのか、
怖くてその先を考えることはもうやめた。





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にゅあ(プロフ) - ???(みなみ)さん» ありがとうございます︎^_^♩ (6月3日 0時) (レス) id: 0a76995f3d (このIDを非表示/違反報告)
???(みなみ)(プロフ) - 読ませていただきました!続きが気になりました! (6月2日 9時) (レス) @page12 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゅあ | 作成日時:2023年5月27日 17時

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