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『...悪い邪魔だった?』




私たちの空気を読んだのかハオがそう言う。





「いや大丈夫帰るところだったからじゃあまた!」




顔をぱっと明るくしてハンビンくんは去っていく。







残された私たちは何を切り出したらいいのか分からずにお互い黙り込んでいる。何か話さなくちゃ





「あの」
『あのさ』


ほぼ同時に言葉を発した私たち。



「先、いいよ。」



『いややっぱ何でもない。』





また沈黙が私たちを包む。
外ではまた別の競技が始まったのかピストルの音が鼓膜に響いてくる。





「戻らなくて大丈夫?友達とか待ってるんじゃない?」




まだあと少しだけ一緒に居たいなんて本心とは真逆の言葉が私からでてくる。





『いや外暑いしここで少し涼んでからいく。』





外を見ると地面からは陽炎が立ち上っている。
基本的に暑い日は嫌いだけど、今日だけはこの天気が好きだ。




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にゅあ(プロフ) - ???(みなみ)さん» ありがとうございます︎^_^♩ (6月3日 0時) (レス) id: 0a76995f3d (このIDを非表示/違反報告)
???(みなみ)(プロフ) - 読ませていただきました!続きが気になりました! (6月2日 9時) (レス) @page12 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゅあ | 作成日時:2023年5月27日 17時

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