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ようやく周りを見渡せるようになると、ほとんどの人はあの可愛い子の周りに集まっていて私なんか見てない。






「ごめん。今立つね」





立ち上がろうとすると思ったより重症みたいで、上手く力が入らない。





「Aちゃん!大丈夫?」




ハンビンくんも来てくれたみたいだ。
それと同時に二人三脚の招集がかかる。





『ごめんハンビンお願い』




そう言い残してハオは去っていく。






「ハンビンくんごめんね...」




ハンビンくんの肩に手を回すようにして歩く。
女の子達の視線が痛い。





ようやく保健室まで辿りついた。




「先生呼んでくるね」




やっぱり普段から運動はしとくべきだと痛いほど痛感した。




先生とハンビンくんが一緒に入ってくる。
消毒と絆創膏を貼ってもらうのは小学生以来のような気がする。




「じゃあ先生もう行かなきゃだからハンビンくんよろしくね」




「はい!わかりました。」





窓の外を見てみるともうそろそろ二人三脚が始まりそうだ。
人混みの中からハオを見つけようとしていると






「Aちゃんってさ」










「ハオのこと好き?」

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にゅあ(プロフ) - ???(みなみ)さん» ありがとうございます︎^_^♩ (6月3日 0時) (レス) id: 0a76995f3d (このIDを非表示/違反報告)
???(みなみ)(プロフ) - 読ませていただきました!続きが気になりました! (6月2日 9時) (レス) @page12 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゅあ | 作成日時:2023年5月27日 17時

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