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とりあえずスポーツドリンクと冷えピタと....





何が好きか分からないから目に付いたものをかごに入れる。






遅くならないように早歩きでハオの家に戻ると






「A?はやくきて!」





ハンビンくんの少し焦っている声が聞こえてくる。
その声に急いで靴を脱いで部屋へと向かうと







「ハオ?大丈夫!?」




ハオは熱があるのか息を荒くして倒れている。






「と、とりあえず寝室に連れてこう!」




ハンビンくんがハオを抱えて寝室へと入る。
その後をコンビニの袋を持ったまま付いていく






「冷えピタとかあるから貼っとこう!」





おでこに冷えピタを貼って、布団を掛けて2人でふーっと息をつく。





「あのさ...用事あってもう行かなくちゃで起きるまで居てもらうことってできる?」




いくら気まずいとは言えハオを置いて帰ることなんてできない。





「うん全然大丈夫」





「ごめん!ハオが起きたら連絡して」




わかったと返事をして急いで帰っていくハンビンくんを目で見送って眠っているハオの方に目を向けると、凄く綺麗で目が離せなくなった。





『....ん?』




目を細めて眩しそうにこちらを見てくる






『A?』





ハオの熱い手が伸びてきて私のほっぺに添えられる。
さっきまで私の方が冷たかったのに、一気に同じ温度になるのが分かる。




「ちょ、ハオ?」




離れようとすると





『...んまって、だめ』





とろんとした声で言ってくるハオのせいでそこから動けなくなる。




『..あの..さ...』




なに?と聞くとその答えは教えてくれずにまた寝てしまった。
未だに心臓のドキドキは止まらない。





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にゅあ(プロフ) - ???(みなみ)さん» ありがとうございます︎^_^♩ (6月3日 0時) (レス) id: 0a76995f3d (このIDを非表示/違反報告)
???(みなみ)(プロフ) - 読ませていただきました!続きが気になりました! (6月2日 9時) (レス) @page12 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゅあ | 作成日時:2023年5月27日 17時

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