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「ここだよハオの家」
「わぁ...」
二階建ての綺麗なお家。
ハンビンくんの指がインターホンに触れピンポーンと音を鳴らす。
数秒経って家の中から足音がする。
近づいてくるにつれて、何故か私の心臓は速くなる。
ガチャ。とドアが開いて、恐らく寝起きのハオが出てくる。
「体調崩すの珍しいねお邪魔しまーす」
ハンビンくんが当たり前のように家にあがっていくから、私はどうしたらいいのか分からなくて立ち尽くしていると
『Aも入りなよ』
「あ、うんありがとう。」
髪の塊がぴょんっと跳ねていて可愛い。
「お邪魔します。」
「ハオ体調どう?」
「んー良くはない、かな」
いつもより少し鼻声な声。
「あ!俺コンビニで何か買ってくるから2人で待ってて」
「いや私行く!」
「じゃあお願いしてもいい?」
「うん。行ってくるね」
今の状態で2人きりはさすがに耐えられない気がした。
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にゅあ(プロフ) - ???(みなみ)さん» ありがとうございます︎^_^♩ (6月3日 0時) (レス) id: 0a76995f3d (このIDを非表示/違反報告)
???(みなみ)(プロフ) - 読ませていただきました!続きが気になりました! (6月2日 9時) (レス) @page12 id: 38bc2a156b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゅあ | 作成日時:2023年5月27日 17時