今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:7,172 hit
小|中|大
ページ36 ページ37
「ねーねぇ、ヒノエ話の流れで話したいことがあるんだけどさぁ。」
「なに。」
「俺、今フリーなんだよねー。」
「……。」
「返事、考えてくれた?」
いつになく、頬を緩めてニコッと笑うその笑顔
きっと、これがヒノエでなければ誰もがコロッといってしまうのではないだろうか
しかし、ここで微動だにしないのがヒノエであった
「タチの悪いウソ、やめてくんない?」
いまだに笑顔を崩さないミズシマの顔は
ヒノエの言葉1つで見事にマヌケ顔に急変した
「……なんで分かるかなぁ?」
「なんとなく。」
「あぁーあ、マナブは結構本気であのこと信じてたのに。」
「マナブが?ありえない。」
「いやーだってマナブはさぁ…」
「…なに?」
「んーやっぱなんでもね。」
言いかけた言葉を寸で止めるミズシマに少しイラつきながら
ヒノエは次の客に備えて準備をしていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しー汰 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/payapaya31/
作成日時:2013年11月30日 20時