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【お祭り前】
「なぁ、突然だけどお前ら今週の花火大会行こうぜ!」
本当に、突然にそんな事を言い出すマサムネを特に気にする様子もなく
ヒノエとマナブは携帯をイジっている
「えぇ、お前自体が花火みたいなもんじゃん。わざわざ見に行くもんでもないでしょ。」
「なんだよそれ、俺が花火のように美しい一輪の花であり暗い闇夜をも照らす光――だとでも言いたいのか!あぁ!?俺のことそんな風に言ってくれてるんですか!?!」
「ちげぇよ、頭がパーンってことだよ。」
「いつになくヒノエ酷ぉい。」
特に怪訝な表情をするわけでもなく
真顔でそう言ってのけるヒノエを見てマサムネは少し傷心を負った
「つうか、お前らそんな話するためだけにここに来てんじゃねぇよ。」
そんなヒノエ達を一喝するキド
そう、マサムネ御一行は今現在―――昼休みに保健室にて雑談中だ
「修ちゃんおかたぁい。」
「お固いも何も教師として当然の台詞だろうが。」
そう言ってマグカップに入っている熱いコーヒーを一口飲んだ
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作者名:しー汰 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/payapaya31/
作成日時:2013年11月30日 20時