Kiばかりの妄想小話

T.睡眠担当 ページ43

♡ﾘｸｴｽﾄ:ほのぼの玉北(&、→、xどれでも)

■TxK 楽屋でまったり
───

別の撮影があったので
少し早めに楽屋に着いたら


……既にソファが占拠されていた。




「むっ、……ミツ、どいて。俺眠い」

「んん？あ、玉ちゃんかぁ、ごめんごめん」




目元をいじりながら体を起こしたミツは


特に文句を言うでもなく

奥にある畳のほうへ移動していった。





どう見ても俺が悪いんだけど


彼は俺には甘く

寝起きにも関わらず文句の一つもない。





「ふふ♪」





少し人肌程度に温まったソファに転がる

こんなコトができるのは俺だけ。



ミツにかわいがられて
それを当然としていても許されている。






でも、ちょっと






「……足んない」






ミツと同じように転がってみたものの


膝から下がうまく収まらず

投げ出すとソファから落ちるし
丸くなると少し苦しい







「ん？……な、なんだよ？？」

「俺もこっちで寝る〜」



「はぁ？！俺わざわざ、」

「いいじゃんいいじゃん。温かいし、ね？」



「うぅ〜ん(笑)」





畳で寝なおすミツに後ろから抱き着いてホールド。

頭に顎をのっけて、それで足の位置が同じくらい






「サイズがちょうどいい」


「……縮んでしまえ」


「そうする〜」



そのまま、体に力を入れてぎゅうと抱きしめる



ぐぇーなんて声あげてるけど

別に払われたりはしてないし、いいんだろう。







「みつー、１５分前には起こしてね」


「んー。じゃあ玉ちゃんが２０分前に起こし、て…Zzz」


「ふわぁ……はいよーZzz」




ミツの寝息に釣られて大あくび



そのまま、お仕事まで一休み






二人とも目覚ましなんてかけてないけど

M辺りが起こしてくれるだろう。


下手したら雷付きで横尾ちゃん。







こんな固いところで


ふかふかのお布団すらなく


３０分も取れない睡眠





それでも重要な休息時間で、なかなか回復する。

俺がしっかりと働くために必要なものの一つ。







理由はハッキリしてるんだけど。









……これ、

持って帰りたいなぁ。








(fin)


─
ﾘｸｴｽﾄありがとうございました。
二人の関係はどの辺りでも構わないかと。


いずれにせよ
玉ちゃんには目に見えて甘い。



余談

宮っちはめっちゃ写メ撮る。
もえーとかいいながらめっちゃ撮る。

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