Kiばかりの妄想小話

K.藤ヶ谷が言うから -1 ページ23

♡匿名さんﾘｸｴｽﾄ:藤北のプレイ(ｵﾏｶｾ)

■FxK 甘 残念な二人
───

お腹を擦られて目が覚める



「…あ？腹気を付けてるぞー？」

「ｳﾝ食べても太んないね？……じゃなくて」


「ぐっえ」

「そろそろこどもできないかな？」


「お前大学まで出てるよな？」



人の腹の上に頭を置いてゴロゴロしている。


出来てたらそんなんしたらだめだろ





……いや、関係ないな。






「お腹おっきい北山の夢見てた♪」

「そりゃビールだな、気を付けるわ(笑)」


「むぅ。……『叶わない願いなど』〜？」

「『無いと思っ』…ていやいや……違うから。」




直角に転がっていた藤ヶ谷が向きを変え
うんしょうんしょと仰向けの俺に登ってくる。



あの、苦しいんですけど。






「目は北山に似るといいねー？」

「……あ、続いてんの？」


「おでこも、この鼻も頬っぺたも」



人の顔にﾍﾞﾀﾍﾞﾀ触りながら変なこと言ってる。





だってそうだろ


目だって鼻だって全部、
俺はお前に似た方がいいと思、

「あ、そっか。

　北山好きの俺が決めたら北山ばっかりになっちゃうね」


「っ……！
　ば、馬鹿言ってないでどけ！重い！！」






「んでね、その子がワタ連れてくんの」

「なぁ、眠いんだけど？」


「本当はうちの子はお前なんぞに！って言いたいけど
　ワタなら仕方ないね？泣きながら送り出そう」

「横尾さんもこんな登場はいい迷惑だろ」



「あれ？泣けてこない？
　うーん、イベントを飛ばしすぎたかな？」

「……そもそも子がいないからな？」





「うんうん」






妙に納得した藤ヶ谷は、タンスをごそごそあさり

取り出した布を俺に押し付ける。




.

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