Story 46 ページ48
出水side
米屋「オレも東京行きて〜」
貴方『もし追加で来るならシェアハウスになるのかな?』
米屋「行きてぇ!!そしたら毎日Aが飯作ってくれんだろ!?」
貴方『ちょっとは手伝って!?』
シェアハウス!!
……いや、ダメだろ。
槍バカはダメだろ。アウトアウト。
出水「迅さんはいつ頃こっちに帰って来れそうとか言ってねーの?」
貴方『可能性としては私がこのまま音駒高校卒業するのもあり得るってさ』
嘘だろオイ
貴方『まああくまでも可能性だし…』
出水「そうだな…」
貴方『……近界民が出なくなっても、このままこっちにいるのも楽しいかな…って』
………え?
今、なんて…
貴方『…あ、そろそろ夕飯の準備するから切るね!』
米屋「おー!またな!」
電話が切れ、ツーツーと機械音がする。
槍バカは満足げな顔をして笑っていた。
米屋「久しぶりにAの声聞いたわー。今度非番の時に東京行こっかな〜」
楽しそうにスマホで防衛任務の日程確認をする槍バカには聞こえなかったのだろうか?
『近界民が出なくなっても、このままこっちにいるのも楽しいかな…って』
…Aの控えめだけどどこか嬉しそうな声が。
出水 (…Aがボーダーを辞めることも……あり得んのか…?)
胸がズキン、と強く痛んだ。
…なんでだ?
そんなの決まっている
出水 (……Aは大切な友だちだ)
友だちがいなくなるのは悲しいに決まってる
辛いに決まってる
なのに、
『大切な友だち』という自分の言葉にもまた胸が痛んだ。
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ぱや(プロフ) - 梓火さん» 絡みがやや難しそうですが努力はしてみます! (2017年2月14日 9時) (レス) id: ab4af77f12 (このIDを非表示/違反報告)
梓火(プロフ) - ぱやさん» きくっちー(菊地原)と研磨と赤葦を絡ませて欲しい。切実に。 (2017年2月11日 13時) (レス) id: 69a4487cc4 (このIDを非表示/違反報告)
甘奈(プロフ) - ぱやさん» はい!頑張って下さい! (2017年2月10日 0時) (レス) id: 302607e099 (このIDを非表示/違反報告)
ぱや(プロフ) - 甘奈さん» 秀次くん出せるように頑張ります! (2017年2月9日 19時) (レス) id: ab4af77f12 (このIDを非表示/違反報告)
ぱや(プロフ) - 如月さん» ご丁寧にありがとうございます!名前を間違えるなんて言語道断ですね…ご指摘ありがとうございました! (2017年2月9日 19時) (レス) id: ab4af77f12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱや | 作成日時:2017年1月21日 0時