転校生は加古隊のオカン

Story 12 ページ14

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えっ！作って3日でお気に入り登録100人超えてる！！？

ええぇぇぇぇありがとうございます！！！

嬉しいです！！更新頑張ります！！！(泣)


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貴方side




黒尾「へーい欅沢ちゃーん」


貴方「な、ん、で ……」




今朝出現したゲートで出動し、助けたのは黒尾さんだった。


私がボーダーだとついにバレた。


部活が出来ないとも伝えた。


のに、




黒尾「バレー部入んない？」


貴方「黒尾さんの耳はどうなってんですか！」




昼にまた教室に来た。




黒尾「ど〜〜しても諦めらんなくってね」


貴方「人生諦めが肝心ですよ」


黒尾「だ〜ってさぁ〜？」


貴方「夜久さん呼ぼう、夜久さん」


黒尾「それはマジで勘弁して」




前の席に座り、椅子に跨がって私の方に身体を向ける。


黒尾さんが座ると椅子ちっちゃく見えるな。




黒尾「任務の時だけ出動、じゃダメなわけ？」


貴方「ちょっ、待って黒尾さんここ教室！場所変えますよ！」




こんなとこで『任務』とか『出動』とか使われたら頭おかしいんじゃないかって思われるって！


転校生厨二病説が瞬く間に広まるよ！




黒尾「俺と2人きりがよかった？」


貴方「言い方に誤解がありますが事情知ってるの黒尾さんだけですから」


黒尾「選ばれし者だな」


貴方「別に選んだわけじゃないですけどね！」




私は女子にしては背が高い方だけど、さすがバレー部というわけか彼は20センチ以上私より高い。


なんか迫力あるなぁ…ブロックとかしたらスゴそう




黒尾「なーんでやってくんないの？」


貴方「だーからですね、そもそも私はただの転校ってわけじゃないんですよ！部活してる場合じゃないんです！」


黒尾「ボーダー的にアウト？」


貴方「ア、ウ………」




確かに決められてるわけじゃない。


『1人では大変かも知れないが、活躍を期待している』みたいなことを忍田本部長に言われたけど。




貴方「………ト？」


黒尾「アウトじゃねぇならよくない？」


貴方「よくない」




そのときポケットでスマホが鳴った。




黒尾「お、出動？」


貴方「しません。ちょっと電話で…」


黒尾「あーいいよ出て出て。また明日行くから」


貴方「来なくていいです！！」




ひらひらと手を振る黒尾さんと別れ、電話に応答すると、





迅『もしもし？こちら迅。ちなみに東京なう』





自称実力派エリートだった。

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