Story 46 ページ48
貴方side
豪勢な夕食を堪能した後、みんなでリビングでくつろいでいた。
レイジさんにお手伝いします、と言ったが
案の定断られた。
陽太郎「雷神丸のおなかは気持ちいいんだぞ。ほらゴロンって……………ゴロン……」
ゴロンってしない雷神丸。
びくともしない。
陽太郎「……けっこんしたらさわりほうだいだよ…」
ぐすん、と涙目の陽太郎くん。
そんな陽太郎くんを見て桐絵はまた騒ぐ。
小南「ああもう！ボス！こいつどうにかして！」
貴方「こーら、すぐに怒らない。」
小南「だって！！」
貴方「だってじゃない。」
陽太郎くんが結婚、と言うたびに反応する桐絵が可愛くて仕方ない。
宇佐美「お風呂沸いたよー！(人1)入って！」
貴方「えっ、悪いよそんな。」
宇佐美「お客さんなんだからいいのー！さ、入って入って！」
背中をぐいぐい押される。
私は桐絵の手を取った。
貴方「じゃあ桐絵、一緒に入ろ。」
小南「ふぇっ！？」
陽太郎「なんだこなみ。入らないならおれが…」
小南「入るわよ！！ほら、行くわよ(人1)！」
桐絵は私の手を引っ張った。
.
身体と髪を洗い、
乳白色の湯に肩まで浸かる。
昨日はシャワーで済ませたし、
もちろん近界にお風呂という習慣はない。
あったかいなぁ……
幸せなため息が漏れた。
小南「そんなに嬉しいの？」
貴方「今すごく幸せ。」
小南「お風呂くらいで大袈裟ね。ま、この入浴剤あたしのお気に入りだから！いい匂いでしょ？」
花の優しい香りに全身が包まれてリラックスモードである。
貴方「お風呂だけじゃなくてさ、」
小南「？」
貴方「こうして桐絵とご飯食べて、お風呂に入れて……こうしてまた桐絵と会えて本当に…本当に嬉しい、幸せ。」
私は隣で湯船に浸かっている桐絵を見た。
貴方「ずっと待っててくれてありがとう______________桐絵大好き。」
桐絵は大きな目を更に大きく開いた。
小南「(人1)…(人1)が……っ！…笑ったっ！！」
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yuyuyu(プロフ) - →あと、栞ちゃんの入隊は意外と遅くて、とりまるとかいずみんよりも後です！！なんか細かくてごめんなさい！あと知ってたらすいませんm(_ _)m (2022年8月11日 22時) (
レス) id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
yuyuyu(プロフ) - タイトルから気になって読ませて貰いました！ストーリーすっごい好きです！自分まだ1しか見てないんですけどちょっと気になるところがあって、三輪くんは4年前の現ボーダー設立時(沢村さん､嵐山くん)から入隊してるので多分夢主ちゃんのこと知ってると思います！ (2022年8月11日 22時) (レス) id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
ぱや(プロフ) - たろさん» 楽しく読んでいただけたのなら嬉しい限りです！！WTは本当に奥が深い作品ですよね！コメント本当に嬉しいです！ありがとうございます！！ (2019年4月10日 19時) (レス) id: 855b0898b1 (このIDを非表示/違反報告)
たろ(プロフ) - さいきんwtを一気見して、この小説を読ませていただきましたが、本当にキャラの個性を掴んでいて、とても楽しく読めました！！すごい文才だと思います！！ (2019年4月8日 4時) (レス) id: 418d22be85 (このIDを非表示/違反報告)
ぱや(プロフ) - 卯月さん» すぐに直しました、すみませんでした…。ご指摘ありがとうございました！！ (2015年11月25日 22時) (レス) id: 7e278dc705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱや
| 作成日時：2015年10月12日 15時
