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そういえば、
さっき殺せんせーを
華麗にシカトしたなと思い出した。
……さすがにまずいかも。
みんなが話に夢中になってる隙に、
こっそり部屋を抜け出した。
殺せんせーの部屋どこだろう？
殺「あ、晴川さん」
ちょうど探し人を発見。
『殺せんせー。
…さっきはすみませんでした』
殺「………場所を変えましょうか」
小さな休憩所のようなところで、
殺せんせーの隣に座る。
殺「先程男の子達に
何を話していたのかを聞きました。
どうも恋バナ…だったようですね」
『全部分かってるなら
言わないでくださいよ』
殺「カルマくんが好きですか？」
オブラートに包んでくれないかな←
でも案外、答えはするりと出た。
『いえ、すきじゃないです』
殺「え？」
『一瞬だけすきでした』
嘘、でも嘘しか言えない。
もう困らせたくないの。
君は君らしくいてほしいから。
殺「……晴川さん、
よく覚えておいてください」
突然、殺せんせーの声が低くなる。
殺「後から悔やんでも、
遅いことの方が多いんですよ。
私はとても悲しい思いをしました。
だから君はまっすぐに生きなさい」
まっすぐ生きる。
それがどれほど大変か、
あたしは知っている。
『殺せんせー。じゃああなたは、』
パンドラを、開けて。
『死神であることを悔やみますか』
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カミツレの花(プロフ) - すーさん» どうもありがとうですー (2015年6月14日 14時) (
レス) id: 5332a3f4a6 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - やばい！本当に面白い。続きが気になるよ！ (2015年6月14日 14時) (レス) id: 52a6931ebc (このIDを非表示/違反報告)
カミツレの花(プロフ) - すーさん» ありがとうございますっ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) これからも頑張って書きますー (2015年6月7日 14時) (レス) id: 5332a3f4a6 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - とても面白いです。 オリジナル感もあり楽しんでよんでます。 (2015年6月7日 12時) (レス) id: 52a6931ebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カミツレの花 | 作成日時：2015年5月29日 18時
