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その後帰ろうと思って、
靴箱へ行った。
『……何やってんの』
見慣れた赤髪が、立っている。
カ「待ってた」
『………帰ろっか』
靴に履き替え校舎を出る。
また、気まずい。
カ「昨日は、ごめんね」
先に口を開いたのは、赤羽。
カ「愛想、悪かったっしょ」
『ううん、あたしもごめん』
赤羽がこっちを見てるから、
あたしは見ない。
『赤羽も考えてああ言ったはずなのに、
あたし強引だったかも』
途端、赤羽は笑い出した。
あたしが怪訝な顔をすると、
彼は言った。
カ「俺、何も考えてなかったよ」
『はっ？』
カ「ただ俺あの時、
まだ晴ちゃんと居たかっただけ」
『何言ってんの。寝言は寝てかr』
カ「寝言じゃないよ」
いつもよりはっきりした声に、
釣り上げられるように顔を上げた。
色素の薄い瞳と、かち合う。
カ「割と、本気」
その瞳に、射抜かれる。
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カミツレの花(プロフ) - すーさん» どうもありがとうですー (2015年6月14日 14時) (
レス) id: 5332a3f4a6 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - やばい！本当に面白い。続きが気になるよ！ (2015年6月14日 14時) (レス) id: 52a6931ebc (このIDを非表示/違反報告)
カミツレの花(プロフ) - すーさん» ありがとうございますっ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) これからも頑張って書きますー (2015年6月7日 14時) (レス) id: 5332a3f4a6 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - とても面白いです。 オリジナル感もあり楽しんでよんでます。 (2015年6月7日 12時) (レス) id: 52a6931ebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カミツレの花 | 作成日時：2015年5月29日 18時
