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帰りの電車であたしはまた、
深い眠りについた。
またあの、治安の悪い街。
「威勢のいいことね、お嬢ちゃん」
ねっとりとした声が、
真後ろから聞こえた。
殆ど反射で振り向いて、
男が、5人…か？
「本当、噂通り喧嘩が強いねぇ」
戦うか？いや、逃げるか？
……逃げよう。
最も、そう簡単に事は進まないけど。
「なんで逃げるの？
楽しいことしようよ」
割と本気でやばいなって、
瞬間切りつけられた頬を触る。
その刹那。
？「ねぇあんたら、
そんな女に手出してんの？」
まだ男らよりも随分若い、
たぶん同年代の男の子。
？「俺だったら、
もっといい女見つけるけど。
いい女はお前らなんか眼中にないだろうけどね」
「あ？やんのかてめぇ」
一瞬の出来事だった。
赤が目の前を横切って、
いつの間にか倒れてる男達。
よく見たらその男の子は、
あたしと同じ制服で。
？「お前、椚ヶ丘中の晴川(人1)でしょ。
五英傑が何やってんの」
ああ、知ってるこの人。
名前は確か、確か。
『赤羽業…』
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カミツレの花(プロフ) - すーさん» どうもありがとうですー (2015年6月14日 14時) (
レス) id: 5332a3f4a6 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - やばい！本当に面白い。続きが気になるよ！ (2015年6月14日 14時) (レス) id: 52a6931ebc (このIDを非表示/違反報告)
カミツレの花(プロフ) - すーさん» ありがとうございますっ(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) これからも頑張って書きますー (2015年6月7日 14時) (レス) id: 5332a3f4a6 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - とても面白いです。 オリジナル感もあり楽しんでよんでます。 (2015年6月7日 12時) (レス) id: 52a6931ebc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カミツレの花 | 作成日時：2015年5月29日 18時
