菊池君のペットちゃん (ページ4)

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今日、世界が変わりました…風磨side ページ4

風磨side

いや…

昨日普通に寝ただろ…

えー…私、菊池風磨…

脳内パニック中です…

説明すると…

朝、なんかベッドがいつもより狭かったわけ

起きるじゃん？

隣に人が寝てるわけ。

しかも女だし。…普通に可愛い

いやいや！

気を確かに俺！

…もう一つ疑問に思ったこと

俺朝弱いの

だからいつもAが起こしにくるんだけど

…来ない

てか居ない…？

気配もないっつーか…

『…んん……ふぁ…』

…女が起きた

『…ふ…うまく…』

風磨「…えーと…お前誰…？』

『…え？』

風磨「俺女と寝たはずねーんだけど」

『人間になってる？！』

ガバッと起き上がって

鏡で自分をまじまじとみてる

え、頭おかしくなったとかじゃねーよな…？

『やったぁ！人間になった人間に！喋れる！すごーい！』

風磨「…だから！お前誰？名前教えて、警察に…」

『忘れちゃった？Aだよ？ふーまくんのペットの』

風磨「…は？」

『いーぬ！ふーまくんのペットです』

こいつ頭おかしくなったんじゃねーの

だって俺のAは俺のベッドの隣の犬用のベッドで寝て…

…居ない

は？

自称俺のペットをよく見てみると姿こそ違うが何個か共通点(？)があった

１：鏡を見ると鏡を触るとこ

２：首元にネックレスがついていてAにあげた首輪にそっくりだった

３：雰囲気が似てる(ざっくり)

『…信じてくれない…？』

結果：同一人物

風磨「…訳わかんねー事になった…」