スケベな男主受けを書きたい2 (ページ3)

今日:10 hit、昨日:15 hit、合計:50,099 hit

大学生 × 橙ページ3

．
付き合ってます
別れたくない橙 × 別れたい A
．

俺にはイケメンな彼氏がいる。
むっちゃ優しいしデロデロに甘やかしてくれるのだが…。

講義が終わるや否やスマホからピコンピコン！と軽快な音が鳴る。
送信元を確認すれば彼氏からのもので少しウンザリしてしまう。
他の友達と話してるだけで不機嫌になるのだ。
俺がとんでもなくだらしない奴ならしゃーないなあ、とは思うがそんなこともなく、照史のこと優先してたのに。

照史講義室前におるな!
照史あれ?他の人出てきとるけど
照史まだ?
照史またあいつ?
照史なあ
照史早く来て?

Aごめん、少し復習したくて話してた、今行くな?

…よし、別れよう、こんなに縛られるのしんどい。
無理や、耐えられへん。
一緒に復習してた友達に帰ると伝え持ち物をまとめる。

『わっ』

講義室を出るや否や力強く抱きしめられる。

橙「なあ、遅い」

遅いって、言うても5分も経ってないやんか。
なんで俺の方がイライラしとるのに我慢せなあかんの？
イライラ、とムカつきは募るばかり。

『ごめん、今やっとるとこ難しいから勉強したくて…』

橙「それ俺ん家でやればええやんか」

『…せやな、ごめんな』

橙「ん、不安やねん、ごめん。な、帰ろ？今日も俺ん家で食うやろ？」

照史の家に荷物もあるし…必要最低限だけ回収して帰ればええな、今日もう言う、絶対言う。

『おん、ご飯楽しみやなあ』

．