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持ってくれてたエコバッグを渡され、ほんじゃ着替えてきます、と横の部屋に消えていった彼はマイペースなんやろな。まあ、そんなことはええんやけど。部屋に入りご飯の準備をする。帰る頃にタイマーを押したご飯はとっくに完成して保温モードに入っている。
部屋着に着替えてキッチンに行き準備に取り掛かる。ついでやし明日のお弁当のおかずも作ってしまおう。しばらくすればインターホンがなる。玄関を開ければスウェットに着替えた藤井くんがいて。イケメンは何を着てもイケメンやなあ。
青「これ、つまらないものですがお礼に」
『わ、え！いいの？！ここのフルーツ大福気になってたんよ！』
彼の手に握られているのは少しお高いフルーツ大福で。ただご飯をついでに作る、というかお裾分けするだけでこんなにいいものをもらっていいのだろうか。
青「喜んでくれて嬉しいです、ふふ、楽しみやなあ」
『あ、洗面所で手洗ってきてね』
青「はい、お邪魔します」
キッチンでご飯を用意してればいい匂いがしてくる。それに誘われたのか、気がついたら後ろに藤井くんが立っている。…背、たか。
『わ、びっくりした、そろそろ出来るから、ね？』
青「むっちゃ美味しそ……せや、なんかすることあります？」
『んー、そしたらご飯よそってくれる？』
お茶碗を渡し、そうお願いをする。お椀に作ったお味噌汁を注ぐ。完成したチキン南蛮、そして野菜にほうれん草の小鉢を付けてテーブルに置く。作ったタルタルも自信作だ。器に入れ、スプーンを刺して持っていく。
いつもは1人で言ういただきますが2人になって不思議な感じがする。前回は藤井くん先に食べてたし…。
しかし目を輝かせてご飯を食べる姿は見入ってしまうし、なにより嬉しいものである。
他愛のない話をしながらご飯を食べる。手を合わせてごちそうさまを言えば、藤井くんもそれに続いた。
青「お皿洗い、手伝います」
『ああ、ありがとう』
青「んふ、やっぱカレカノみたいや」
またもや爆弾発言を落とされ、思わず手が止まる。当の本人は気にしている素振りはなく、テキパキと手を動かしている。これは気にしたら負けであることを悟った。
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和花(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてました！また、他の作品できましたら読みに来ますね♡ (2023年3月1日 10時) (
レス) @page33 id: a2603959e4 (このIDを非表示/違反報告)
千歳あめ - とても面白くてお気に入りになりました！ふわふわ流星くんかわいい！(◍•ᴗ•◍) (2023年2月28日 23時) (レス) @page33 id: a0f783b703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(笑) | 作成日時：2023年1月17日 12時
