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出会いのきっかけはそう、俺が空腹で倒れてたからで。最初はこんな優しい人おるんや、とかこの人のご飯を食べたいって強く思えて。今思えばこん時からすでに好きやったんやと思う。
…
会社でお弁当を広げれば、彩り豊かなお弁当で。思わず写真を撮ってストーリーで自慢したし、望からは彼女？なんてきて、彼女でもなんでもない、ただのお隣さんやのになんとなく彼女を匂わせるような返信をしていた。
赤「流星が弁当…？！？」
青「ええやろ、べつに」
緑「え、めっちゃ美味しそ！」
赤「卵焼きも〜らい！」
そう言って奪われたのがすごく嫌やったのを覚えている。…ただ、それと同時にAに彼氏がおったら？もうこの料理食べれへんし簡単に会えんくなるやん、なんて思った瞬間に湧き上がる独占欲。それと同時に恋心を自覚して。
そこからはもう俺なりに頑張ってアピールして。仲良くなった理由がご飯やしAもAの料理も好きやし、なんて良くもてなしてもらっていた。これ、俺らいい感じちゃう？なんて思って出かければガタイのいい男性と仲良さそうに話しているのをみてしまった。
Aの会社の後輩であり俺の友達でもある望に男性の特徴を伝えて相談すれば、ああ、多分それ照史さんやで、付き合ったんかな？なんて言われて。めっちゃショックやったのを思い出す。
珍しく飲みすぎて、スーパーに水を買いに行けば、先ほどの男性の車から出てくるAを見つける。モヤっとした感情に支配されたど、それを我慢してAさんや〜なんて話しかければ笑顔で手を振り返してくれた。買い出しにきてる、なんて言うからそれって彼氏のためですか？なんてて聞けば彼氏はおらんよ？なんて返してくれて。めっちゃ安心したと同時に、モタモタしてたら取られてまう、って思ったのも覚えている。
次の日に約束を取り付けて、来週末にでもデートの約束して、レストランで…とか考えてたらじっとかわいい顔に見つめられてて思わず気持ちが漏れてしまった。
部屋の空気が甘くて、神ちゃんは？なんて言ってるAが可愛すぎて思わずハグをしてしまった。めっちゃええ雰囲気やん、と思ってればタイマーに邪魔されたっけ。
…
なんて少し過去を思い出していれば、Aが帰ってきた。
玄関から聞こえるただいま〜なんて声に嬉しくなる。絶対に幸せにしたる、なんて強く思いながら玄関まで走ったのだった。
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和花(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてました！また、他の作品できましたら読みに来ますね♡ (2023年3月1日 10時) (
レス) @page33 id: a2603959e4 (このIDを非表示/違反報告)
千歳あめ - とても面白くてお気に入りになりました！ふわふわ流星くんかわいい！(◍•ᴗ•◍) (2023年2月28日 23時) (レス) @page33 id: a0f783b703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(笑) | 作成日時：2023年1月17日 12時
